至福の読書・魅惑の世界旅行

読書の海・世界の空  海外添乗歴30年  元添乗員の読書&海外旅行案内

日本

日本「ジュリーがいた」 島﨑今日子

「日本人男性はこうでなければならぬとするカチカチのこだわりに、…たったひとりでなぐりこみをかけた」(アートディレクター談) 「彼が作った『叫び』(という曲)そのものなんですね。歌で死にたい。歌で死にます。彼は、今もそのとおりに生きていると思…

日本「土を喰う日々 ~ わが精進十二ヶ月」水上勉

・何ものにも、執着していてはならぬ。…物によって心をかえ、人によってことばを改めるのは、道心ある者のすることではない。 ・ただ、黙って、無心につくれば、よろしい。…食事は喰うものであって、理屈や知識の場ではない。 ・禅宗の僧たちはうまいことを…

京都・横浜「昭和・平成精神史」磯前順一

「大きな瞳が虚無を映し出す」とよく言われていた沢田さんに注目したのは、ただシラケていただけではなかったからです。シラケを超えていく情熱を、歌やお芝居を信じることで、シラケているものを一生懸命生きて越えていくというメッセージを、表現行為に向…

日本「自死の日本史」 モーリス・パンゲ

・何世紀にもわたって…<意志的な死>に誘ってきたさまざまな道筋を注意深く観察した結果、わたしは今でははっきりとこう言うことができる...日本人の持つ あらゆる得のなかでもひときわ優れて美しい得はその生命力である、と。 ・<1336年湊川の戦い、楠木…